国債とは何か?基礎から国債を知る

国債の種類とメリット・デメリット

はじめに

「国債」とは正式には「国庫債券」といいます。「国庫」とは国のお金がしまわれているところ、という意味から、簡単に言えば国のお金のことで、現金だけでなく有価証券、不動産、物品等様々な財産も含めて言います。「債権」とは国や地方公共団体、企業、国際機関、外国の政府などが、資金調達のための借金をしたときに発行する「借用証書(有価証券)」のことです。地方自治体が発行する債券を「地方債」、企業が発行する債券が「社債」で、国が発行する債券が「国債」となります。

国債の発行は、福祉や教育、道路や橋の建設など様々な公共事業を行うのに必要な資金を入手するために、財務省が行っています。税金ではカバーできない分を国債の収入でやりくりしているわけです。

国債を発行するには法律が必要です。公共の事業を行う必要があるが財源がない、という場合に、国会では毎年のように「特例法」を作って理由付けを行い、国債を発行しています。国債の説明として、よく「国の借金のことです」と解説していますね。国が補償する借用証書を発行して、「満期が来たら(償還)、利息を付けて返しますよ」といって買う人を募集するのです。だから国が借金をしている相手は、国債を購入した国民ということになるのです。

国債はその使用目的や満期までの長さ、金利のタイプなどによって細かく分類されます。大きく分けて建設国債と特例国債があり、それぞれに発行根拠となる法律があります。建設国債は財政法に基づいて発行される、主に道路など国が管理する公共事業に関しての資金の為に発行される国債です。特例国債とは赤字国債とも呼ばれ、特例法によって財源の不足部分を補てんするための国債です。「個人向け国債」はその名の通り、個人だけが購入することができる国債です。「新窓販国債」は個人以外にも会社や団体でも購入でき、どちらも初めてでも買いやすい工夫がされています。

国債は、日本国政府が満期後の元本や利子を保証している、国内でもトップクラスの安全な投資といわれています。もしも国債を購入した金融機関が破たんしてしまっても、保有している国債は保護され、利子や元本が受け取れなくなることはありません。またその利率は、銀行の定期預金よりは高めです。

国債は証券会社や銀行、ゆうちょ銀行の窓口で買う事が出来、開設した「国債の振替口座」で管理されます。現在の国債は電子化されペーパーレスです。そのため、偽造、盗難、紛失の心配もなく、火事で焼けてしまうこともありません。その意味でも安全性はトップクラスなのです。

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