国債とは何か?基礎から国債を知る

国債の種類とメリット・デメリット

国債の種類

政府は財政上の不足を補うために、毎年のように国債を発行しています。国債はいくつかの種類に分類することができますが、それぞれに発行根拠となる法律があります。「財政法」に基づいて発行される「建設国債」は、主に道路や港湾など国が管理する公共施設の建設に不足な資金を調達するために発行されます。「特例国債」とは「赤字国債」とも呼ばれる国債です。予定している予算が税金収入だけではやりくりすることができない場合、「特例法」によって「赤字国債」を発行し、資金を集めて財源の不足部分を補てんします。そのほかに「年金特例国債」、東日本大震災の復興に必要な財源を賄うための「復興債」などがあります。しかし国債は借金ですから、いずれは返済をしていかないといけません。「特別会計に関する法律」により、国債の支払資金に充てるための国債である「借款国債」などがあります。

国債はその分類の仕方で、様々なタイプに分けられます。銀行預金の満期までの長さに当たる償還期間の長さによって、1年未満の「短期国債」、2年〜4年の「中期国債」、5年〜10年の「長期国債」の3種類があります。ただし、一般に「長期国債」という場合は10年満期を指すのが普通です。さらに10年より長期の国債「超長期国債」というのもあります。

国債は半年ごとに利子が支払われ、その支払われ方によっても分類されます。半年に1回決まった額の利子が支払われる一般的な「固定利付型」には満期が2年と5年の中期国債、10年の長期国債などがあります。「個人向け国債」には3年・5年のものがあります。半年に1回支払われる利子額が変動する「変動利付型」には満期が15年のものと10年の「個人向け国債」があります。このタイプの国債にはそのほかにも個人が購入できる「新窓販国債」があり、2年、5年、10年の3タイプがあります。また物価の状況によって元本そのものが変動する満期が10年の「物価連動国債」がありますが、これは個人が購入することはできません。

国債はそれぞれに購入単位が決まっています。証券会社、金融機関、銀行、ゆうちょ銀行などで購入することができますが、取り扱う国債の種類がそれぞれに違う事もあるので、注意が必要です。最近ではネット証券やネット銀行を中心にインターネット上での購入も可能です。特に「個人向け国債」は各社のキャンペーンなども豊富ですので、要チェックです。

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