国債とは何か?基礎から国債を知る

国債の種類とメリット・デメリット

新窓販国債とは

「新窓販国債」(しんまどはんこくさい)とは、平成19年10月から新しい窓口販売方式により発行された国債のこと。日本の国債を購入しているのは、そのほとんどが金融機関です。もっと幅広く個人の保有数を増やすためにと、様々な工夫が盛り込まれて平成15年3月に発行されたのが「個人向け国債」です。平成19年には、郵政公社が民営化されたのに合わせて、さらに買いやすい販売方式にした「新窓販国債」が発行されました。

従来の国債の販売方式には、民間の金融機関がとっていた独自の方式と、財務省指定の価格で国債の募集を行っていた郵便局の販売方式がありました。国債の募集を郵便局に委託していたような方式です。郵政民営化に伴い、この郵便局にのみ認められていた方式の一部を変更した新しい形で民間の金融機関でも販売が行われることになりました。この新型の窓口販売方式で販売される国債が「新窓販国債」です。この国債は個人投資家だけでなく、法人や団体でも買う事が出来、毎月発売されています。満期が2年・5年・10年の固定利付国債で、最低5万円から5万円単位で購入できます。「個人向け国債」は金利が通常国債よりも低めですが、「新窓販国債」は通常国債とおなじぐらいです。また通常国債は「額面」と言われる販売当初の額(通常は100円)で販売されます。それに対して新窓販国債はその募集の都度、額面よりも高い価格で発売されたり、安い価格で発売されたりします。

「個人向け国債」との大きな違いは中途解約に対してでしょう。「個人向け国債」は1年間たてば換金することができ、国が買い取るので元本はそのまま戻ってきます。「新窓販国債」は原則中途換金不可で、解約する時は金融機関を通じて株式のように市場価格での売却となります。その時の市場金利によっては元本割れするリスクもあります。それは逆に、市場の状態によっては利益が出ることもある、という事です。景気が下降線で市場の金利が下降している時には国債価格は逆に上昇します。このように「新窓販国債」は、市場金利の情勢から価格を読むことができる投機性の高い商品と言えるようです。

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