国債とは何か?基礎から国債を知る

国債の種類とメリット・デメリット

国債を売るには

国債は、証券会社や銀行など金融機関で売買される金融商品なので、普通は満期まで保有することが前提です。満期まで持っていれば元金と利子が戻ってきますが、満期前でも売却し換金することは可能です。通常は、売却時に市場の金利が国債を買った時よりも高くなっている場合には、売却損が出ることとなりますし、市場金利が低くなっている時は売却益がでます。

その中でも「個人向け国債」は発行から1年を経過すれば中途換金ができます。一部でも全額でもいつでも中途換金することができ、元本やそこまでの利子はそのままもどってきます。ただし固定金利タイプでは受取利子は市場の動きには左右されず購入時に決めた利率のままです。また、中途換金ができない期間中(1年未満)であっても、口座名義人が亡くなった場合や、災害救助法の適用対象となる大規模な自然災害によって被害を受けた場合には、例外的に中途換金が可能となります。ただし元本はそのままですが固定金利タイプの「固定3年」、「固定5年」の場合、両方とも「直前2回分の利子の金額×0.79685(中途換金調整額)」を支払わなければなりません。ペナルティーのようなものです。

「個人向け国債」の「変動10年」は、半年毎に市場の金利の動きに応じて適用利率が変わる変動金利タイプです。仮に満期時に金利が購入時よりも上昇していたら、受取利子は増えることになります。ただしこのタイプも1年未満の中途換金は、直近2回分の利子相当額×0.79685分が、「中途換金調整額」として必要になります。金利が低い時に中途換金すると、この手数料があるためにもらえる額が国債の購入額を下回る「元本割れ」が発生することがあります。

一般的な「固定利付国債」を中途換金する場合は、市場の時価での換金となります。いつでも換金できますが、金融機関や専門家に、売る時期やいくら程度で売れるのかなど前もって確認する方が良いでしょう。本人確認書類や印鑑を持って口座のある金融機関に行けば中途換金の手続きをすることができます。

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